タイ移住

【5万で住めるは本当?】タイ在住者が語る1ヶ月あたりのリアルな生活コスト

2020年5月6日

こんな人に読んで欲しい!

  • 将来的にタイへの移住を考えている方
  • タイでの生活でどれくらいの金額がかかるのか知りたい方

 

サクッと結論を知りたい方へ

  • 1ヶ月のコストは10万円前後と考えるべき
  • 生活の中で優先事項を決めておいた方がより正確な料金を見積れる

世界中から旅行先として人気のタイは、近年移住先としても注目されています。日本人でもタイに移住される方が増加傾向にあり、ネットを検索すれば生活コストに関する情報はたくさんヒットすると思います。

しかし、いろんな形でフィーチャーされたタイの生活情報を見て「これって現実的に可能なの!?」と思われる方も多いと思います。

今回は『【5万で住めるは本当?】タイ在住者が語る1ヶ月あたりのリアルな生活コスト』というタイトルで、タイ在住7年の私が目安となる1ヶ月あたりの生活コストを解説します。

今後タイ移住を考えている方はぜひ事前にチェックしてみてください!

※今回は全て1ヶ月あたり・単身男性を想定して執筆しています。

 

現地での生活コストについて

結論から話すと、単身者の1ヶ月あたりの生活コストは10万円前後と考えた方がいいと思います。

あなたがどの要素を重視するかによって1ヶ月のコストが変動する可能性はありますが、およそ10万円前後あれば日本とほぼ変わらないような暮らしはできます。

その内訳、最低限知っておいて欲しい生活コストを【居住費・交通費・公共料金・食費】の4つに分けてご説明します。

巷で噂されている「月5万で住める」という話は、極端に倹約してバンコク以外もしくはバンコクの離れで暮らす場合は可能だと思いますが、バンコクで東京と同じ水準で暮らす場合はかなり厳しいと思っています。

居住費 / 36,000円〜

居住費はあなたがどのエリアに住むか・どのレベルの賃貸を借りるかによりますが、バンコク中心部でなければ東京の半額ほどのお値段で賃貸を借りることは可能です。

相当古めのアパートや部屋が小さい部屋に限っては中心部でも安いのはあるみたいですが。

単身者向け(日本でいう1LDK)のコンドミニアムだと、家具家電付きで10,000THB(36,000円)〜となっていますが、駐在の日本人は15,000THB(54,000円)〜30,000THB(100,000円)のコンドミニアムを借りている方が多いようです。

一方で部屋の綺麗さにそれほどこだわりがない方は、アパート(5~8階建)の方が家賃を抑えられるのでおすすめです。

立地や部屋の広さとの相談になりますが、8,000THB(約28,800円)ほどで借りられる物件もあります。ごく稀に6,000THB(約21,600円)という物件もありますが、借りる前に立地と部屋の中を確認するようにしましょう。壁の薄さも結構気になりますのでそこもしっかりと。

 

交通費 / 7,000円〜

タイの交通機関は日本人でも不自由を感じないほど発達しています。タクシーと含め1ヶ月あたりの交通費は1万円以内には収まるケースが多いです。

交通費の内訳(1ヶ月)

  • MRT(電車): 1,000THB(約3,500円)〜
  • タクシー: 1,600THB(約5,600円)〜
    ※週に2回利用した場合、100THB(1回) × 2日/週×8日(土日)

強いて不便と感じるところがあるとすると、バンコク中心部では日本で考えられないほど交通渋滞がひどいので、急いで目的地に行きたい時は電車やバイタクを利用するようにした方がいいでしょう。

通常のタクシーと比較して多少割高ですが、タイでの生活ではGrabTaxiという配車アプリが必須なのでこちらも併せてご確認ください。

参考【最安で移動する方法!】タイ・バンコクでの『GrabTaxi』の使い方と支払い方法

 

公共料金(ネットを含む) /  15,000円〜

みなさんが気になる公共料金(水道・電気・ガス・ネット)の相場は下記の通りとなっています。

単身者の公共料金の相場(1ヶ月あたり)

  1. 総額: 1,120~4,100THB(4,050円〜14,760円)
    1. 水道代: 20THB〜100THB(80円〜360円)
    2. 電気代: 500THB〜2,000THB(1,800円〜7,200THB)
    3. 部屋のWIFI: 300THB〜1,000(1,080円〜3,600円)
    4. スマホ: 300THB〜1,000(1,080円〜3,600円)

水道代は日本と比較したら10分の1程度の破格の料金となっています。

一番気をつけて欲しいポイントは「電気料金」で、こちらは冷房や家電の量によって電気代が異なります。この電気代を抑えれば抑えるほど1ヶ月の公共料金を抑えることができるので、できるだけ安くすみたいという方は電気代の攻略が必要となります。

スマホの契約について困りごとがあった際は、通信会社への問い合わせ(英語、タイ語)で対応してもらえますが、日本語対応してくれるところを探している場合はberrymobile(ベリーモバイル)に相談すればOKです。

 

食費 / 45,000円〜

タイでは自炊をする方が少なく、基本的に外食やデリバリーする方が多いです。そのため日本よりも低価格で食べれる外食のバリエーションが多いです。

一食あたりの費用は、日本食200THB(約720円)、タイ料理50THB(約180円)程度になるので、月の食費(1日2食の場合)は4.5万円前後となります。毎日屋台やフードコートのタイ料理を食べた場合は3,000THB(約10,000円)程度になるので、費用を抑えたい方は日本食を控えた方がいいですね。毎日タイ料理食べてる日本人のかたもいますが、僕は日本食をたまに食べないと手がプルプルして来るので食費は少し多くかかってると思います。

 

衣類

タイで衣類を買う場合は、女性服と男性服でバリエーションの豊富さ違います。

女性服の場合は、基本的にどのデパートでも売っているので心配することはありません。価格も日本よりやすくバリエーションも豊富です。

もちろん世界的ブランドの服やファストファッションのお店も多くありますので困ることはないかと思っています。

一方で、男性服は売っている場所が大変限られています。服やおしゃれが好きな方はバリエーションが少なく、納得いかないものが多いと思うので、可能であれば日本で衣類を買って持参した方がいいです。

もし現地で男性服を買いたい場合は、アウトレット『Central Village』に行って購入することをオススメします。

参考 【100ブランド以上】2019年8月オープンの巨大アウトレット『Central Village』に潜入!

何を重視するか優先順位を決めるべき

見ていただいた通り、各項目ごとで数千円単位の変動があります。

「どんなに汚いところでも、どんなに駅から遠いところでも住めるよ!」という方は大丈夫だと思いますが、多くの方は「ここだけは譲れない!」というポイントがあると思うので、そういった優先事項を事前に決めておくと月のコストを正確に見積もることができると思います。

最近は「バンコクでは月5万円で生活できる!」といった情報が巷で溢れていますが、東京と同じレベルの生活をイメージしている方は実際の生活とギャップがあるかのせいが高いので注意しましょう。

OpenChatにはタイ在住者もたくさんいるので、移住前にリアルな生活感を質問してみることをオススメします!

Yoshi
タイ移住前にしっかり準備や下調べはしておくことをオススメします!

 

タイの旅行情報について知りたい方向け

現在、LINE Open Chatにて「タイ・バンコク旅行質問掲示板 by でいぜろ バンコク」というチャンネルを運営しております。

私、でいぜろバンコク」のよしがタイの旅行情報に関する質問にお答えするチャンネルとなっているので、タイ旅行について気になっていること聞きたいことなどあれば、なんでも聞いてください!!

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▽タイ在住7年目 ▽あなたのタイ旅行が最高の体験になるよう、必須情報から在住者だからこそ知る情報まで発信してます。 ▽YouTubeではローカル情報やホテルレビュー、タイあるあるネタなどを発信しています。InstagramやTwitterもチェックしていただけると嬉しいです!

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